平成17年度 春 中部地区大会 対今市工業   2005.4.9 清原球場

鹿高は2年生バッテリー。先発山越は制球が定まらず、初回、四球、初球送りバント、ワイルドピッチ、初球スクイズ(内野安打)と7球、無安打で先制点を与える。
2回は四球とヒット、死球で2死満塁。そこで中越えの走者一掃の3塁打を打たれて4失点。5−0となり負けを覚悟した。
しかし、鹿高の選手はここから底力を発揮した。試合前、広田監督から「5点差をつけられても1点ずつ返していけば勝てる」と言われたとおり、それを実行したのは力がついてきた証拠であろう。
2回裏には5番臼井、大塚の連続2塁打、大橋の適時打で2点。
3回は2死2・3塁から臼井の左前適時打で2点。
5回は2死満塁から投ゴロエラーで同点。
6回には満塁から4番阿部慎の中前打で逆転。さらに2死満塁から大橋の右前打で2点をあげ、試合を決めた。
適時打での得点、それも2死からの安打で得点を重ねたのは立派。相手投手のできがよくなかったにしてもこれだけ打って得点したことは自信にもなるだろう。
守っては、3回からリリーフした黒川の粘りが見事だった。さすがに3年生。落ち着いたマウンドさばきで守りのリズムを作り、得点を許さなかった。これが逆転につながった。これまでの経験がものを言った。
県大会でも守りからリズムを作り、得点を重ねて勝ち進んで欲しい。守備もよく鍛えられており、安心してみていられた。
欲を言えば、走塁が課題か。投球を捕手がはじいたときなど、もっと走れる場面があった。常に先の塁を狙う気持ちを忘れず、攻めの走塁を見せて欲しい。
 
今工
鹿沼 ×
山越、黒川−阿部慎

2塁打:臼井、大塚
さあ、ノックだ 広田監督のノック 試合前にスタンドにあいさつ
全員で声出し 試合前のあいさつ 先発山越投手
走者一塁 これはボールだ 2回、臼井が左越えエンタイトル2塁打を放つ
追加点 続いて2塁走者も生還 3回から好リリーフの黒川投手
走者3塁 これで同点 追いついた 試合終了
終了のあいさつ 笑顔がはじける ありがとうございました